どうも、PEラインの選定に悩めし者です。今回はダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2になります。どうぞ、ご覧下さい。
- ダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2 紹介
- ダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2 インプレ
- ダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2 要チェックポイント
ダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2
ダイワからリリースされているPEライン。前作のUVF8ブレイド+Siがリニューアルし、パワーアップして再登場しました。大手メーカーが出している事もあって、各ジャンルの釣りにあった号数、長さが揃えられています。
スペック
- 号数 0.6〜12号(メーター数による欠番有り)
- カラー 5C(マルチカラー)、単色(ライムグリーン)
- 金額 1700〜3700
巻き数、カラーによっては選べない号数もありますが、豊富に揃っているのでそれ程問題にはならないでしょう。金額的にもすごく格安という訳ではありませんが、8本編みのPEラインとしては、お求めやすい価格設定になっていると思います。
素材
新原糸タフPEを使用しています。タフPEとはなんぞや?と思っていたら、原糸自体を太くして強くしているみたいですね。どんな方法であれ、ユーザーとしては強くなる事は歓迎です。
ラインの余計なトラブル防止にいかがでしょうか。専用品という事で代用品等とは違い、ラインのコーティングに影響を及ぼす事もありません。
各シリーズ
こちらの製品は何でも使える凡用シリーズとして登場しましたが、これ以前に各ジャンルの専用品としてリリースされています。号数、長さ、カラーの違いはありますが、基本的には同じ物という事です。ただし、磯デュラセンサー×8SS+Si2はPEとエステルのハイブリッドラインとなっている為、全くの別物となっています。
ダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2 インプレ
サーフ及びLSJ用として使用してみました。
飛距離
意外と飛んでいる気がします。もちろん高級ラインを超えるほどでは無いにしろ、同価格帯の中では上位かと。飛ばないよりは飛ぶ方が全然良いので不満は無いです。
強度・感度
使ってみた感じは表記通りの強度ですね。その部分に関しては偽りなしという感じなので信用して良いかと思います。こういうところで煽ってくる某ラインよりは全然良いです。感度も普通に使用する分には問題ないですね。キチンと伝わってきます。
ハリ・コシ
割としっかりとコーティングされているのか、ハリ・コシは少し強めな印象です。ですが、ゴワゴワしている訳では無いので使いづらい事は無く、ベイトリールで使用しても良いかもしれません。
要チェックポイント
太さ
他のメーカーのラインと同じ号数で比べると、気持ち太いという話を聞きます。その為、スプールにピッタリで計算していると入りきらないかもしれません。特に、細い番手を使われる方は気をつけた方が良いですね。
コーティング・色落ち
価格が価格なだけに、それ程長持ちする訳ではありません。ですが同価格帯のラインと比べて、特別差がついている部分ではないと思います。
色落ちに関しても、こちらも値段相応といったところでしょうか。それなりに色が落ちる印象ですので、気になる方もいるかもしれません。
耐久性
他の方も言われていますが、ある程度使用していると強度低下がみられます。ただし、どのPEラインでも起こる事なので対処の仕方は同じです。気になる部分やライン末端は躊躇なくカットして使用するのが一番トラブルが起きづらいです。
ラインナップ
今回はデュラセンサーの中でも凡用タイプのラインを選んでみましたが、ソルティガやらモアザンやらシリーズのラインナップが多すぎるのは事実です。基本的に物が同じということがわかってないと、何か違いを探そうと間違いなくその場で悩みます。大手メーカーだけに、細かいところまでユーザーに気を配っているのかもしれませんが、少しやり過ぎ感が感じられます。
ダイワ UVF PEデュラセンサー+Si2 まとめ
シリーズを含めると種類がたくさんあるだけに、どのラインを使えば良いのか悩むかもしれませんが殆どが同じ物です。それさえ分かっていれば悩む事はありません。ダイワのラインは実際の実売価格となると、同価格帯のラインと比べて少し安くなると思いますが、他のラインと比べても遜色ない性能です。
初期性能が意外と高いだけに、劣化による強度落ち等のマイナスポイントを見落としがちになるので、あまり初心者向けとは言い難いですが、釣行回数次第の所もあるので、サンデーアングラーの方などは割と長い間使用出来るんじゃないでしょうか。
この価格でこの性能なら十分必要なスペックは満たしています。もちろん上のランクのラインより劣る部分はありますが、値段考えたら合格かと思います。
ラインはトラブルの原因となる事が多い為、なかなか気に入ったラインから変更するのは難しいかもしれませんが、このラインは選択肢の中に入れておいても良いかもしれません。もし宜しければ、お手に取ってみてください。
それでは少しでもこの記事が、PEラインの選定のお役に立てれば幸いです。