どうも、ハンドルノブを交換せずにはいられない者です。今回はウイップラッシュファクトリー サーペントバイト・ハンドルノブです。どうぞ、ご覧下さい。
- サーペントバイト・ハンドルノブ 紹介
- サーペントバイト・ハンドルノブ インプレ
- サーペントバイト・ハンドルノブ 新旧比較
サーペントバイト・ハンドルノブ
ライギョ釣りを嗜んだ者ならご存知、泣く子も黙るウイップラッシュファクトリーからリリースされているハンドルノブ。ノブと共にハンドル自体も業界内では人気の高いアイテムかと思います。
スペック
- 重量 約16g
- 素材 エラストマー製
- 値段 シングル3,000 ツイン5,800
重量級の重さのノブになっています。確か、バス釣りで人気のDRTバリアルノブなんかもこれぐらい重かった気がします。残念ながらベアリングは入ってないので、別途購入する必要があります。
対応ノブ軸
ダイワ ハンドルノブSが取り付け出来るものとなっていますが、要はハンドルノブ軸の根元がストレートになっているタイプの物になります。いわゆるダイワ軸ですね。
シマノタイプの根元が膨らんでいるタイプには付かないこともないですが、無理やりつけるので、間違いなくノブが使い物にならない事態に陥ります。(経験談)
リプレイスキャップ
リールの色に合わせてカラーチェンジが出来るノブ用のキャップがオプションでリリースされています。現在は3色で展開しており、過去には他のカラーもありましたが現在は絶版です。
サーペントバイト・ハンドルノブ インプレ
スピニングはサーフのフラット狙いで使用しているカルディアLT4000C に、ベイトはライギョ用でアブの6000番に取り付けてます。
デザイン
サーペントバイト・ハンドルノブと言ったらやはりこのカタチ。スクエアタイプになっていますが、全て同じ大きさではなく文字が入ってる面が大きくなっています。滑り止めのパターンも刻まれていて非常にホールドしやすくなっています。
また、ラウンドタイプもラインナップされていますが、使われている素材もEVAに変更されているので全く別なものという印象を受けます。
重量感
ハッキリ言って重いです。リールのバランスが変わりますので、人によっては違和感があるかも知れません。その為、サーペントバイト・ノブに限らず、重量級のノブはハンドルが重くなることのメリット、デメリットを把握した上での使用をオススメします。
リーリング
ノブが重くなった事により慣性が働いて巻きやすくなっています。スピニングでの使用の際でも感じる事が出来て、安定したリーリングが可能となります。それとノブの剛性感が上がりますので、握った際の安心感が違います。
新・旧ハンドルノブ比較
見た目に関しては、キャップのデザインが少し変更されています。それだけかと思っていたのですが、実際に取り付けると、新・旧で同じハンドル軸に取り付けた際に必要になるワッシャーの数が変わってきます。
ただ単に個体差なのか、それとも内部のハウジングの長さ自体が変更されているのかまでは分かりません。
サーペントバイト・ハンドルノブ まとめ
スクエアタイプなので、ラウンド型と好みの分かれるところかもしれません。このカタチのノブから選ぶとなると、あまり数がないので選択肢は限られます。と言うか、安定して入手可能となるとダイワ SLPWの、パワースクエアコルクノブとの二択になるんじゃないでしょうか。
軽さや感度を強調しているノブが多い中、そういったものから距離を取り実戦での対応力をメインに作られているあたりが、メーカーのコンセプトを体現してると感じます。
メーカー的にライギョのイメージが強いので、このノブはパワーゲーム用として、ベイト用途での使用で目立つことが多いです。ですが、それだけに使うのも勿体無くスピニングでサーフでも使用していますが、キッチリと仕事をしてくれます。
全長もあるので、ホールドしやすく、ノブ自体の重さによるリーリングのしやすさは、ファイト中も安心してサカナを寄せてくることが出来ます。何よりもノブ自体 カッコイイ のは非常に大事かと思われます。カッコ良ければ全て良しという訳ではありませんが、見た目のデザインも製品の魅力の一つではあります。
この値段のクラスのノブだと競合多数ですが、デザイン的に他とかぶる事がなく、スクエアタイプの重量級ノブとなるとコレ以外の選択肢は無い状態かと思われます。なので、見た目でアリ、ナシで選ぶしかないでしょう。もし、アリであるならば選んでみてはいかがでしょうか。
この記事が、パワーゲーム用のハンドルノブに悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
サーペントバイト・ハンドルノブに限らず、重量級のノブにはトラブルが付いて回ります。いわゆる クラッチ返り です。これに関しては色々な要素が絡んでくることなので、一概にノブの重さだけで判断は出来ませんが、原因の一つになっていることは否定できません。重量級ノブの使用はご自身で判断してください。