どうも、可能な限り出来るだけ長く使いたい者です。今回は、ウェーダーソール張り替え&かかと補修になります。どうぞ、ご覧ください。
- ウェーダーソール張り替え&かかと補修 材料
- ウェーダーソール張り替え&かかと補修 作業手順
- ウェーダーソール張り替え&かかと補修 要チェックポイント
ウェーダーソール張り替え&かかと補修
ウェーダーに限らずフェルトソールのブーツを使っていると起こり得るソールの剥がれや摩耗。今回はブーツとソールを異なるメーカーで張り替えを行いました。それとソール自体を張り替えるほどでもない、かかとの補修も併せてどうぞ。
必要な材料
- プロックス フェルトソールリペアキット
- シューグー
- クリアファイル、ガムテ、養生テープ
- 新聞、チラシ等梱包材
- ペンチ、ゴムハンマー、マイナスドライバー
- ノリ、シール剥がし等溶剤
ウェーダーソール張り替え&かかと補修 作業手順
まずはソールの交換を行い、その後かかとの補修を行います。張り替え&補修するウェーダーはリバレイ製となります。
手順1
- 古いソールを剥がす
- 剥がし終わったブーツ側のノリを取る
- 接着剤を塗り、新しいソールを貼り付ける
- シューグーを塗る部分の汚れやゴミを取り除く
- クリアファイルを切ってかかとのところにガイドを作る
- シューグーを塗って補修する
ベリベリと剥がしてください。結構力が必要になる場合もあります。ペンチや何かで摘むとやりやすいかもしれません。どうしても剥がれない場合は、ノリ剥がしをかけたりドライヤーで温めてみるのもいいです。
手順2
- 古いソールを剥がす
- 剥がし終わったブーツ側のノリを取る
- 接着剤を塗り、新しいソールを貼り付ける
- シューグーを塗る部分の汚れやゴミを取り除く
- クリアファイルを切ってかかとのところにガイドを作る
- シューグーを塗って補修する
キット付属のサンドペーパーを使って削り取ります。ある程度でいいと思いますが、ガッツリとノリを剥がしたい方は業務用ノリ剥がしを使って作業すると捗ると思います。
手順3
- 古いソールを剥がす
- 剥がし終わったブーツ側のノリを取る
- 接着剤を塗り、新しいソールを貼り付ける
- シューグーを塗る部分の汚れやゴミを取り除く
- クリアファイルを切ってかかとのところにガイドを作る
- シューグーを塗って補修する
ブーツに新聞紙やチラシを詰めて固めていきますが、左右分詰めるとまずまずな量になります。その後詰め終わってから付属の接着剤を塗っていきます。
貼り付けるソールに関しては裏表が逆になるので注意して下さい。かかとが付いている方が地面側になります。
接着後ソールを叩いたりしながら圧をかけてテープで固定します。ガッチリと固定してください。
手順4
- 古いソールを剥がす
- 剥がし終わったブーツ側のノリを取る
- 接着剤を塗り、新しいソールを貼り付ける
- シューグーを塗る部分の汚れやゴミを取り除く
- クリアファイルを切ってかかとのところにガイドを作る
- シューグーを塗って補修する
付属のヤスリやサンドペーパーをかけてキレイにします。
手順5
- 古いソールを剥がす
- 剥がし終わったブーツ側のノリを取る
- 接着剤を塗り、新しいソールを貼り付ける
- シューグーを塗る部分の汚れやゴミを取り除く
- クリアファイルを切ってかかとのところにガイドを作る
- シューグーを塗って補修する
整形しやすいようにカタを作りテープで固定します。ここである程度補修分のかかとの高さを決めたほうが作業しやすいです。
手順6
- 古いソールを剥がす
- 剥がし終わったブーツ側のノリを取る
- 接着剤を塗り、新しいソールを貼り付ける
- シューグーを塗る部分の汚れやゴミを取り除く
- クリアファイルを切ってかかとのところにガイドを作る
- シューグーを塗って補修する
シューグーを塗っていきます。付属のヘラを濡らしてから使い形を整えていき、補修部分が厚めの場合は数回に分けて繰り返し作業します。
ウェーダーソール張り替え&かかと補修 完成
ソールの張り替えに関しては、端っこの方に接着剤が行き渡らなかったのかスキマが出来てしまったので、乾燥後に別途接着剤でスキマを埋めています。
補修に関しては、ガイドを剥がした後の横の部分の整形を行いました。
ウェーダーソール張り替え&かかと補修 要チェックポイント
ソールを張り替えの際、フェルトが溶剤を吸うのでキット付属の接着剤の量だと左右分を塗るとギリギリかもしれません。端っこの方までたっぷり塗りたい場合は、別途用意しておいた方が無難です。
プロックスのリペアソールのサイズはブーツを実寸で測った大きさの物を選んでください。ブーツのサイズで選ぶとソールが大きくなります。大きい物を選んで後から加工すればいいと考える方もいるかと思いますが、キレイに加工できる工具や技術やら時間も材料も必要になります。
シューグーを塗る時、厚みが必要な場合は数回に分けて塗り固めたほうがいいです。どうしても気泡が入る場合いがあり、乾燥後に気泡潰す→穴にもう一度注入を繰り返す必要があります。
それと塗った直後と乾燥後で意外と差が感じられ、収縮というかヒケるイメージです。
ウェーダーソール張り替え&かかと補修 まとめ
ラジアルソールと比べてフェルトソールはどうしても摩耗が早いので、ソール交換は長く使っていくと避けられない作業になると思います。今回は異なるメーカー同士なので、一致しない部分もありますが何とかカタチにはなったかと思います。
かかとの補修に関してはウェーダーというより、日常使用のシューズの方が必要な方が多いかもしれませんね。
作業的に買い替えた方が安いという方向きではないかもしれませんが、長く使用して愛着がある方は試してみてはいかがでしょうか。
それでは少しでもこの記事が、ウェーダーソール張り替え&かかと補修のお役に立てれば幸いです。