どうも、パーツの予備は準備しておきたい者です。今回は、リールパーツ複製になります。どうぞ、ご覧ください。
- リールのパーツ複製 材料
- リールのパーツ複製 作成手順
- リールのパーツ複製 要チェックポイント
リールのパーツ複製
リールをカスタムするうえで避けては通れない時もあるパーツの加工ですが、純正品になるべく手をつけたくないというワガママを叶えてくれるのが複製です。今回はみんな大好きダイソー製品を使ってリールのパーツを複製し、装着しようというのが狙いです。複製パーツはクラッチの脇にある樹脂製スライドワッシャー。カスタムクラッチに交換後に左右のクリアランスが無くなってキツくなったのでそれの装着後に調整もおこないます。
リールのパーツ複製に必要な材料
- ダイソー製レジン液
- ダイソーUV-LED レジンライト
- ダイソーおゆプラ
- ヤスリや耐水ペーパー
- お湯
- 複製元の素材
リールのパーツ複製 作成手順
手順1
- おゆプラをお湯に浸けて柔らかくして型取りする
- 冷やして型から複製元のパーツを外す
- 出来上がった型にレジンを流し込む
- UVライトを当てて硬化させる
- ヤスリや耐水ペーパーを使い形を修正する
あんまり煮込むと手に持てないくらい熱くなるので注意してください。練るときにお湯で多少濡れていても気にしなくて大丈夫です。
手順2
- おゆプラをお湯に浸けて柔らかくして型取りする
- 冷やして型から複製元のパーツを外す
- 出来上がった型にレジンを流し込む
- UVライトを当てて硬化させる
- ヤスリや耐水ペーパーを使い形を修正する
冷やすのは自然冷却でも冷蔵、冷凍庫でもなんでもいいと思います。ただし、元素材を型から取り外す際はあまりグニグニとテンションかけて外すとおゆプラも曲がるので気をつけてください。
手順3
- おゆプラをお湯に浸けて柔らかくして型取りする
- 冷やして型から複製元のパーツを外す
- 出来上がった型にレジンを流し込む
- UVライトを当てて硬化させる
- ヤスリや耐水ペーパーを使い形を修正する
レジンを流し込む際はできるだけ気泡が入らないようにしてください。目立つような大きさの物で爪楊枝などで潰せるものは潰してください。ただ、完全に取り切るのは難しいと思いますのである程度でいいです。
手順4
- おゆプラをお湯に浸けて柔らかくして型取りする
- 冷やして型から複製元のパーツを外す
- 出来上がった型にレジンを流し込む
- UVライトを当てて硬化させる
- ヤスリや耐水ペーパーを使い形を修正する
大きさにもよりますが、小さい物だと2分を2回の計4分くらいかと思います。
手順5
- おゆプラをお湯に浸けて柔らかくして型取りする
- 冷やして型から複製元のパーツを外す
- 出来上がった型にレジンを流し込む
- UVライトを当てて硬化させる
- ヤスリや耐水ペーパーを使い形を修正する
バリやらなんやら色々と付いているので削って整えていきます。仮に削り過ぎてもレジンを足す→硬化で修正できます。
リールのパーツ複製 完成
取り付けて不具合がないか確認し、駄目なようならまた修正をかけます。今回は複製品を薄く削りクラッチのキレの調整をしました。
リールのパーツ複製 要チェックポイント
硬化方法及び時間
UVライトで大体は固まりますが、もっとガッチリ固めたいのであれば太陽光が一番いいです。UV照射後1〜2時間くらいお日様に当てるといい感じになります。ですが、色味的に透明から黄色味がかるので目立たないところや塗装前提のパーツがいいと思います。
修正方法
基本的には削って形を整えていくのがメインですが、削っていくと気泡で穴が空いていることがままあります。その際はレジン注入→硬化を繰り返す必要があります。
レジンの着色及び素材強度
着色用の顔料も一緒に売っているので色を加えることも可能ですが、顔料を入れすぎると硬化不良を起こしやすいので気をつけてください。硬度を求めるなら色を混ぜないのが一番です。とはいえ、固くなったと言えどもレジンである以上素材の強度的にそこまで強い物ではないので、負荷がかかるところや、大事なところでの使用はお勧めしません。
リールのパーツ複製 まとめ
レジンの複製はプラモデルとかですとメジャーな手法ですが、シリコンを使った型取りはなかなか手を出しづらい部分もあるので、今回のお湯プラを使った方法だと手軽にチャレンジできると思います。もちろん複製の精度的には決して良いとは言えないですが、妥協できる部分があるなら金額的にも手法的にも優しいんじゃないでしょうか。リールのパーツって小さい程コスパが・・・な時ありますよね。もし気になる様でしたら作成してみて下さい。
それでは少しでもこの記事が、リールパーツの複製のお役に立てれば幸いです。