どうも、オプションパーツは組んでおきたい者です。今回は、ミリオネア用外調整マグダイヤルの紹介です。どうぞ。ご覧下さい。
- ミリオネア 外調整マグダイヤル 紹介
- ミリオネア 外調整マグダイヤル プレート交換
- ミリオネア 外調整マグダイヤル 要チェックポイント
ミリオネア 外調整マグダイヤル
E.A.S.=EXTERNAL AJUSTABLE SYSTEM(外調整マグダイヤル)を装着することにより、サイドプレートを開けずにミリオネアのマグダイヤル調整を、MIN→MAXまでセンタープレートを回すことで11段階の調整可能(現行品は6段階)。状況に応じて即座にきめ細かなマグネットブレーキ調整ができます。
出典:ナチュラム
パーツのリリースが随分前の事なので、すでに公式の説明は消えてますが上記の様な代物です。
もう少し砕いて説明すると、
ダイワ精工時代にリリースされた、ミリオネア用メーカー純正のオプションパーツ。今でこそ外部調整は当たり前になっているが、一昔前までは、サイドプレートを外して内部で調整するのが普通だった。オプションとはいえ、調整を内部から外部に切り変えられる優秀なパーツ。
という感じです。
スペック
- サイズ 100番台用
- カラー CV-Z用ゴールド CV-X用シルバー
- 金額 6,000
丸型の高級機種であるミリオネア用のオプションパーツだけあり、当時でもそれなりの金額がします。外部に見えるオプションパーツで機能を持たせたものとしては、かなりデザインが優れていますね。しかし、ベイキャスティングシリーズや、ミリオネアライトなど後続のリールには最初から付いているだけに、複雑な感情を抱く方もいるでしょう。
バリエーション
CV-Z、X用と別れていて、サイズ違いでも展開されており、200番用も存在します。こちらは現在では、ほとんど見かけなくなってきてますね。ミリオネアの200番台自体もですが、かなりニッチな製品になった印象です。
CVーX用
CV-X用ですが、たまたま良心的な金額で出品されていたので光の速さで購入しました。おそらく違いは色だけなはず。(知らんけど) もちろんCV-Z用のマグダイヤルを探したんですが、ミドル帯クラスのリールの値段まで金額が跳ね上がっていたので諦めました。
ミリオネア 外部調整マグダイヤル プレート交換
CV-Zに取り付けるのに、そのままではカラー的に合わないだろうという事で、プレートを交換します。リールの見た目は釣りをする上で非常に重要ですので手を加えます。カッコ悪いとリールを手にする事も減っていきますからね。
交換方法
やり方はプレートリングを引っこ抜いて、交換したら戻すだけ。作業的にそこまで難しくはありませんが、最初にリングの頭を掴むところが手こずるのと、リングを曲げないように引き抜くのが気を使うところです。慌てずにゆっくりと作業して下さい。
要チェックポイント
プレートリングを引き抜く段階で、自信のない方や完璧を求める方は交換するのやめた方が良いです。裏側なので目立ちませんが間違いなくプレートに傷が入ると思われます。実釣には問題はない事ですが、気にする方がいるかもしれませんね。
ミリオネア 外調整マグダイヤル CV-Z化
プレート交換後、写真でCV-Z用と見比べてみてもそこまで違いがない気はする。ガワの色だけが違うという予想が当たったんではないだろうか。もしかするとCV-Z用の物と色味が若干違うのかもしれないが、細かいことは気にしません。使う本人的に問題ないので良しとします。
ミリオネア外調整マグダイヤル まとめ
CV-Z用の外調整マグダイヤルが手に入れば、プレート交換など必要ないわけですが、如何せん高すぎます。新型のCT-SVが発表されて値段が落ち着くかと淡い期待もしましたがそんなこと無いですね。古い機種ですが愛用者もまだいますし、純正パーツも手に入ることから人気のほどが伺えます。
内部から外部へと調整を変更できるのは、やはり使い勝手の面から見ても効果は大きいです。いちいち回して外してダイヤル弄ってという作業がなくなるのは、トラブル防止にもなります。外的な変化に対してその場ですぐに対応できるようになるのは釣果アップにも繋がりますし、ストレスフリーで釣りに集中できます。
今は格安のリールでも外調整が当たり前の時代ですので、いちいちオプションで手に入れなければならない事がネックでしょう。そもそもこのリールを今更イジろうと思う方がどれだけいるか分かりませんが、現行のリールと並べて使いたいならカスタムが必須です。少なくともSVスプールの使用が前提となります。
SVスプールと外調整マグダイヤルで、ミリオネアSVとなる訳ですが、CT-SVとどれだけ差があるのか興味があるところです。スプール径が違うので直接な評価は違うのでしょうけども、某サードパーティの軽量スプールをいれたらベイトフィネスチックなことも可能ではないかと思います。
このサイズはロープロリールの方が使い勝手や性能が優れているのは百も承知ですが、それでも使いたくなる何かがあるのでしょう。長く愛されているリールですからスペックだけで判断するのは勿体無いです。機会があれば、是非触ってみて下さい。
それではこの記事が少しでも、ミリオネアのカスタムのお役に立てれば幸いです。