どうも、軽いリールが好きな者です。今回は軽さとコスパがウリの二つのリールの比較になります。どうぞ、ご覧下さい。
- 18カルディア VS 16ストラディックCI4+ 紹介
- 18カルディア VS 16ストラディックCI4+ 比較
- 18カルディア VS 16ストラディックCI4+ まとめ
18カルディア VS 16ストラディックCI4+
国内二大メーカーの中で、中級クラスの代表格とも言えるリールではないでしょうか。価格帯的にも被るところなので、気になる部分もあるかと思います。それと、ストラディックに関しては、無印がリニューアルされていますが、CI4+がまだなので、16モデルで比較を行います。(2020 8月後継機であるヴァンフォードが発表されています。)
スペック 18カルディアLT4000S-C
- 巻き取り 82(cm)
- ギヤ比 5.2
- 自重 230(g)
- ドラグ 12(kg)
18カルディアについて詳しいインプレはコチラをご覧下さい。
スペック 16ストラディックCI4+4000XG
- 巻き取り 99(cm)
- ギヤ比 6.2
- 自重 235(g)
- ドラグ 11(kg)
16ストラディックCI4+について詳しいインプレはコチラをご覧下さい。
18カルディア VS 16ストラディックCI4+ 比較
以下のそれぞれの項目で比較してみました。サーフメインでフラットフィッシュを狙う事を主としての比較となります。他の用途で使用した場合評価が逆転する可能性もある事をご了承下さい。
巻き感
両方共に、価格に見合った巻き感という印象です。このクラスになると、それ程不満があるという感じではなくなってくるでしょう。個人差があるところですが、今までのダイワのモデルよりも18カルディアに関してはシマノっぽい感じはします。ですが、特に差が付くポイントはないと思います。
パワー
ギヤ比が違うので、若干ですがカルディアの方が強い気がします。おそらく18カルディアのXHモデルあたりとCI4+のパワーは同等クラスです。どちらもフラットフィッシュ狙いで使用する分には力負けする事はないですね。
操作性
ロッドとのバランスもあるので、差が付きにくいところです。どちらも十分に軽く仕上がっているので、取り回しに不満は出ないでしょう。これ以上を求める方は高級機種しかありません。
強度
リールのガワの強度に関係してくるところですが、素材としてダイワのザイオンとシマノのCI4+のどちらが強いかと言われれば、ザイオンの方が強い気はします。ただ、あくまでも限界値での話なので、通常使用で不満が出る事は少ないと思います。
耐久性
消耗品の耐久性についてです。ギヤに関しては、どちらもメーカー独自のテクノロジーを投入していますが、それなりに磨耗します。使用する条件次第ですが、両者共、過度な期待はしない方がいいでしょう。ダイワのベール下がりに関しては、まだ問題ありませんが、これから先どうなるかというところです。
メンテナンス性
基本的なメンテに関しては、どちらも問題なく行えますが、オーバーホールや修理になると話が変わります。やはりネックになるのが、カルディアに搭載されているマグシールドです。ストラディックCI4+にもラインローラーの部分にコアプロテクトが入っていますが、どちらも故障した際の事を考えると、作業内容的にストラディックの優勢といったところです。
18カルディア VS 16ストラディックCI4+ まとめ
軽量リールという事で、18カルディアと16ストラディックCI4+を比較してみましたが、如何でしたでしょうか。多少の金額の差がありますが、このクラスになるとスペック的に差が出づらくなっているかとは思います。
スペックで差がつかない以上は、それ以外のところでの比較になるとは思いますが、アフターサービスを考えた場合はシマノ優位と言えるかもしれません。ギヤ等のパーツを単体で注文できるのはありがたいです。ただし、あくまでも購入者自身で作業を行うのが前提となります。メーカーオーバーホールとなると優位性がなくなってしまうので、全てお任せという方には魅力的には映らないでしょう。
LTコンセプトになってから、ダイワのスピニングリールに勢いがついていると感じます。正直ここまでスペックアップするとは思っていませんでした。使用してそこまで年数がたっていないので、長い目で見た感想は出せませんが特に問題なく数年戦えると思います。
とは言え、18カルディアを入手するまで、ストラディックCI4+を数年使ってきましたが、非常に良く出来たリールだと思います。ストラディックシリーズの完成度の高さを感じることができますし、大きな不満は特にありません。これから先も使っていける十分な性能を持っています。
両方共に共通の不満点があるとすれば、標準のT型ノブがよろしくないです。軽さを重視しての採用かとは思いますが、小さめで握りづらく力を入れづらいです。ここは好みの物に変えた方が気分も釣果も上がるでしょう。
それではこの記事が少しでも、お役に立てれば幸いです。