どうも、フロッグに悩める者です。今回は、デプス バスタークとなります。どうぞ、ご覧下さい。
- デプス バスターク 紹介
- デプス バスターク インプレ
- デプス バスターク 要チェックポイント
デプス バスターク
デプスからリリースされている4種類あるフロッグの中の一つ。タイプはポッパーフロッグ。デプスの人気のあるワーム関係はだいぶ買いやすくなってきているとはいえ、フロッグ関係は、基本的に店頭に在庫のある商品ではない気がします。(近所の店をみた限りですが)
スペック
- サイズ 61mm
- 重量 1/2オンス
- 金額 1,700
バス用のフロッグとしては、少しお高い金額設定になっていますね。中古でもなかなか値崩れを起こさないのは人気の表れでしょう。ですが、少し前と比べたら相場も落ち着いてきていると思います。
カラー
通常カラーで13色、リミテッドカラー2色の15色出ています。中には蓄光モデルがあるなど、バリエーション豊富です。
ラインナップ
- サイズ 69mm
- 重量 3/4オンス
- 金額 1,900
通常サイズの他に、デプスメンバー限定の大きいバスタークであるグランドバスタークが存在します。単なるサイズ変更ではなく、フックサイズやモールの変更などマイナーチェンジしています。
デプス バスターク インプレ
かなり柔い
まず特筆すべき点としてdepsのフロッグ全般に言えるのですが、皮が柔らかいという点です。これはバス、ライギョ問わずフッキングの際の大きなアドバンテージとなります。
どんなに小さなフロッグでも皮が潰れなければフッキングポイントは出てきませんので、サカナがかかる事はありません。
メーカー的に記載はありませんが、かなりこだわってる部分ではないかと思います。
デザインが秀逸
次に全体のデザインに関してですが、表面のボコボコがフッキングの際にサカナの口内で一定のブレーキを果たしていると考えます。
まぁ、それに関しては憶測の域を出ませんので、確かなことは言えませんが、ザラザラしている方がツルツルよりはいいんじゃないかとは思います。
ポッパーだけど沈んでる
今更説明する事もないんでしょうけど、よく考えられていますよね。この少しの差が大きな差になってフックアップ率の向上にも繋がっているのでしょう。そして、フロッグを動かした際には、絶妙な沈み加減がしっかりと水を弾き出します。
重心移動
内部の誘導ウエイトが重心移動を発揮して、飛距離のアップへと貢献します。それと、ウエイトがフックやアイの金属にぶつかる事でサウンドを奏で、ポップ音と共にアピールを強くします。
要チェックポイント
ラビットファー
シッポのラビットファーがヒシの実くっつけ過ぎです。そんなとこで釣りするからだろと言われればそれまでですが、強引に実を剥がすとシッポが残念な結果になります。ファー付きの宿命なので仕方がないと割り切って使うしかないでしょう。
その為、シーズン通して一つだけ使っていると大抵の場合ラビットファーが短くなってきます。フックは交換用が出ているのに、ファーがないのは厳しいです。復活させるには他のメーカーの物を工夫して取り付けるしかありません。
耐久性
いい面ばかりではない皮の薄さ。柔らかさと引き換えに耐久性がそれほどでもないので、フッキングの場所によっては、一発で穴あき終了する危険もあります。穴あき後はシーリング剤等で修理は可能ですが、その場ですぐという訳にはいきません。
シーリング
ウエイトの部分は使用する前は必ずシーリングはした方がいいですよ。空気穴からも水は侵入しますが、こちらの方が入ってきやすいと感じます。
空気穴ですが、二つ空いているという事で意外と水が入ってきます。気になるようなら一つ塞いでも問題はありません。メリット、デメリットあると思いますが、キャスト毎に水を抜くのは手間がかかります。
デプス バスターク まとめ
メーカーも制作者も非常に人気があるので、品薄になるのも頷けます。しかし、そうなる理由としては人気だけではなく、製品自体の実力があるというのも大きいでしょう。数あるポッパーフロッグの中では、頭一つ抜けている性能だと思います。非常に使いやすくパワーのあるフロッグです。
全てが良いとは言い切れませんが、マイナス要素よりもプラス要素のメリットが大きいのは間違いありません。それとサイズ感や重さ的に、その他のポッパーフロッグよりも使えるシチュエーションが増えるため、自然と登板回数も増えていきます。
ただし、使えば使うほどダメージを追うので、修理するにも限界があります。もう少し流通量が増えると嬉しいですが、高望みはできませんね。
常に店頭にある商品ではありませんが、一昔前よりはだいぶ入手しやすくなって来てますので、気になるようでしたら是非手にとってみてください。
そのうち機会があれば、depsメンバー限定の大きいバスタークも使ってみたいですね。
それでは少しでもこの記事が、ポッパーフロッグの選定のお役に立てれば幸いです。